カタカナなんて、嫌い!

A川クンがミュージカルのCDを聞きたいというので、ブロードウェイ物のCDを何枚か聞かせてみました。

ちょっとカタカナを使うのが、お洒落?

中でもお気に入りになったのは、「CABARET(キャバレー)」の「Willkommen」でした。独語・仏語・英語などで、瓢けた挨拶を行うオープニングの名ナンバーです。彼曰く、「語感が良いので、自分の歌に使ってみようかなぁ。だって、格好良くて、お洒落でしょ?」と。頭が痛くなりました・・。

日本語は、どこか間延びをするので、(何だかよく分からなくても)サビを英語にするのが良いと、彼などは言うのです。確かに、リフレインをするならば日本語よりも英語。場合によっては、それ以外の言語でも、意味があって語感が良ければ使うようです。J−POPでもJ−ROCKでも同じだと言われると、確かに説得力があるのですけれどね。

歌詞に何度か出てくる英単語、あるいは英語句。それともタイトル。印刷物にしてみると、何となく格好が良いですね。唱うにしても、ご本人には知的なセンスで、格好良く歌っている(つもりな)のでしょう。しかし、聞き手にそのまま聞こえているという保証はなく、語感だけで挿入された英語句には確固たる意味づけもないので、ニュアンスしか伝わらないのでは・・ないのかな。

カタカナ英語は聞き苦しい

以前にも書いたテーマです。本人は英語で発音しているつもりが、英語に聞こえない。不明瞭なカタカナ・・に聞こえることが多々あります。耳が悪いのではないか・・とバカにされたりもしますが、他のお客に聞いてもほぼ同様。当て推量できる人や、譜面を予め見ている人には、まぁ違和感が少ないのかな。でも、断言しましょう。全て英語歌詞なら英語に聞こえても、日本語と交えると英語に聞こえません!!

その反対。英語のミュージカルナンバーを邦訳する際に、中途半端な邦訳が行われがちです。格好の良い日本語が見つからなかった場合、作品や曲のタイトルだったりした場合、語の響きが良くてそのまま使いたい場合、半端な日本語・半端な英語になります。結果、日本語のウェートが増えると英語はカタカナに聞こえ、英語のウェートが増えると日本語が鈍って聞こえるのです。

何はともあれ、英語を英語らしく発音できる人が少ないのも事実。語尾をはっきり表現せずに「もにゃむにゃ」していたりして・・何となく英語っぽいつもりの発音も少なからず。難しい単語は・・端折るか、棒読みするか。違和感の多い歌い方が目立ちます。

冒頭のA川クン。早速、秋葉原で輸入CDと楽譜を買ってきました。どのフレーズをどう流用(アレンジ)するのか不明ですが、辞書と格闘したとかしないとか。ヤレヤレ・・。とにかく、カタカナ・ナンバーが溢れすぎです。