近頃、Perl(CGI)やActiveXを駆使した劇団ホームページが増えました。その最高峰は劇団四季HPですが、そういう技術を持った管理人が増えたのか、便利なツールが増えたのか・・。
リアルタイム予約が可能
劇団四季でリアルタイムにチケット予約できるサービスが始まりました。いや、以前からリアルタイムで座席が出てきたりしましたが、発売日の翌日予約でした。それが同時発売になり・・生まれて初めて、前から三列目のセンター席なんて取れたので、驚きです。いやいや。
商用サービスでは当たり前ですが、アクセスが集中しても発券処理を問題なく行うのは、かなり難しいです。クレジットカード決済を伴うとなると、小劇場系には真似ができません。ぴあシステムもまだ満足のいく水準にありませんが、早くインフラ整備が進んで欲しいですね(ぴあ様、東証二部上場おめでとうございます!)。
ネットで前売り券
ネットで前売り券を販売する劇団も増えました。以前はメールで申込み・・だったのが、最近はフォームで申込みが当たり前です。記入の必須項目も漏れなく聞いて、巧く機能しているようです。結局は、裏でのメール処理は変わらないのですけれど。ベタで必要事項をメール送信するのは大変なのですから、とても便利です。
劇団四季のは出来物ですが、他にもPerlで何とか発券サービスをしようと頑張っているHPがあります。しかし、Perlのサーバー処理は負荷が掛かるので、過負荷だと電話予約の方が良かった・・ということも。とりあえず整理番号を発行するだけにして、詳細はメールで伝える方が現実的だと思いますよ。
印刷してますか?
サイトで大事なことは、自分で表示や印刷のテストを十分に行うことです。まずブラウザ表示は、ie対応かNN対応か。理想的には両対応だと思います。両方のブラウザを標準装備している人は少ないと思いますが、管理人はそれぞれのチェックをしておきましょう。一方で表示できないとか、レイアウトが崩れるとか、問題は多々あります(有名なサイトでもね)。とくにテーブル(表)を使うものやスタイルシートを使うものが、くせ者です。Perlも要注意です。
それと印刷。そのコンテンツを印刷するとA4一枚に収まるのが理想です(二枚以上でも良いですが)。横幅が有りすぎて切れるのは、論外。地図やアクセス情報が中途で改ページされるのも避けましょう。コントラストの悪いイメージや、巨大な無圧縮データ掲載も止めましょう。印刷してみれば、問題は発見できます。
掲示板や稽古場日誌、出演者日記などコンテンツに力が入る劇団も増えています。写真ありムービーありと多彩なのですが、惜しいのは、公演が終わると更新が止まること。あるいは自然消滅すること。確かに次回公演までの役割が薄いですが、いつでもフレッシュなことが、来客を増やすコツです。
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