当サイトでは、昼の公演を「マチネ」、夜の公演を「ソワレ」と呼び分けています。日本の公演作品でも、ほぼ同じです。しかし、ブロードウェイでは、夜の公演を「イブニング」と呼ぶようです。
マチネは、水・土・日に限定
今回のブロードウェイ遠征では、一作品でも多く見てくることが目標でした。4日滞在するので8本・・・のつもりが、6本止まりでした。最大の敗因は、オフ作品を含めても、平日のマチネ公演が異様に少ないことです。さらに、オフ作品の劇場は遠く、イブニングとのハシゴができない作品が多すぎました。
昨年(1999年)までは、火曜日にマチネ公演のあった作品も見られました。しかし、相次いで火曜日マチネは無くなってしまいました。ブロードウェイを訪れる客が、少し減少気味であることと関係があるようです。水曜日のマチネも、若干客入りが少ないので、チケット代が安く設定されている劇場も多いようです。
劇場ごとに個性を出してくれると良いですのに、みんな横並びです。とても残念に感じますね。マチネの開演時間は、14時か15時です。せっかくチケットを手に入れながら、開演時間を間違えないように注意しましょう。
「tkts」でのマチネ・チケット取り扱いは、10時から14時までです。早めに並びに行きたいところですね。
イブニングは、終演時間に注意!
イブニングは、ほぼ毎日あります。月曜日や火曜日が休演日という作品がありますので、観劇計画を立てる場合は月刊誌の「ニューヨーク・エンターテイメント・カレンダー」などでチェックをしてください。シーズンでスケジュールが変わることもあります。また、日曜日のイブニングをやっている作品は少な目です。
イブニングの開演時間は、平日20時です。土・日曜日は19時になる劇場が多いです。オフ作品は、開演時間がマチマチです。これらも上記月刊誌などを参照してください。概ねの公演時間は160分〜180分ですが、結構長い作品もあります。レミゼは200分近くあります(いずれも休憩込み)。帰宅時間に注意してスケジュールを組んでおきましょう。
「tkts」でのイブニング・チケット取り扱いは、平日15時から20時までです。日曜日は12時からなので注意が必要です。どんな作品でも良いから安く観たい場合は、クローズ間近に出かけるのが有効ですが、劇場までの移動時間も必要ですので。
劇場街の夜は、長いです。24時を過ぎても飲食店などは開いています。地下鉄も終夜運転ですし、イエローキャブも客待ちをしています。しかし、夜の地下鉄はかなり危険ですし、夜道の一人歩きも非常に危険です。値は張りますが、イエローキャブをさっさと捕まえるのがベターです。一人歩きの際は明るい大通りを歩いて、寂しい道を避けることをお奨めします。
私は日曜日にブロードウェイに着いて、ダブルヘッダーをしました。しかし時差ボケの影響もあって、非常に苦痛でした。理想は金曜日に現地入りして、木曜日帰国するパターンでしょう。現地6日で9作品も観られます(そんなオタクは、私ぐらいですか・・?)
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