「ビバ!ミュージカル!」

当サイトのネームは「びば★みうじかる」です。ごあいさつにも書いていますが、書籍「ビバ!ミュージカル!」とは全く関係がございません。と、いうお話を書きます。

当サイトの位置づけ

当サイトは、個人HP「深澤ポン太のホ〜ムペ〜じ」の1コーナーです。テーマは経済・政治・日本史・流通のコラムと、諸家系譜という家系図集、対外発表論文や震災日記など総コンテンツ2,000ページに達しました。

当初は「今月のミュージカル」と題して毎月1作品づつ観劇記録を掲載していたものですが、劇団情報・コラムを設けるに及んで、「VIVA★MUSICAL」と改題しました。その後メインサイトが手狭になり、現在のドメイン名にて運用しています。

急遽、改名

改題しコンテンツの再構成を図っていた折、K書店の検索サイトでミュージカル関連書籍を検索していると・・・「ビバ!ミュージカル!」(朝日新聞社刊)という書籍を発見しました。わずか2週間で、表題を「びば★みうじかる」に改名しましたのは、2年近く昔の話ですね。

当初は「ザ・ミュージカル」「ミュージカルに乾杯!」「MUSICAL ROOM」「ミュージカルのお部屋」という候補を挙げていましたので、どれかに変更しても良かったのですが・・・定冠詞は厚かましいし、乾杯(プロージット)も意味が違うし、お部屋ってのも変だと感じていましたので、びばのまま現在に至っています。

「ビバ」はイタリア語ですが、思い入れの強い言葉です。実家に一番近いショッピングセンターの名前が「ビバタウン」でしたし、毎年恒例の地元サンバが「ビバ・サンバ」だったので(笑)。結論から言えば、平仮名っていうのもインパクトがあるそうで、正解だったかも知れません。

書籍「ビバ!ミュージカル!」

ウチのミュージカル専門書のコレクションに並べています。著者は、朝日新聞で劇評を書かれていた扇田昭彦氏です。国内で上演されたミュージカルの作品を数頁で簡潔に紹介されています。基礎データも掲載され、写真も掲載されています。文章は平易で、比較的正直です。

書籍が出たのは、1994年1月です。中身的に私が同じような取り組みをしているため誤解を与えたかも知れませんが、扇田氏と深澤ポン太とは全く関係がありません。何よりも路線が違いますし、劇評も拙いでしょう?? ご理解頂きたいと思います。

専門書の類は何度も読み返して、本書も読み返して、少しずつグレードの高いコンテンツ造りに反映させたいと思います。本書は平易さを求めており、専門用語や裏話は最小限に絞って、素人向きに書いてあります。また最近でも再演が繰り返されている作品が多く、お奨めの一冊ですね。

思うこと

よく知られた劇評では、ビシバシ専門用語を使ったり、裏話を披露したりしてあります。ある意味、これで煙に巻くのが常套手段のようなコメンテイターも見受けます。しかし、当HPの作品紹介中では使わないよう配慮しておりますので、ご安心を。

以前に、メゾソプラノだ、テノールだ、と書きまくって批判を受けました。一応作曲家にフォローを貰いながら補った知識でしたが、読み手に分かりにくいことに暫く気付きませんでした。重量感、メリハリ、高音低音、クリアさ・・・平易な表現を使っているつもりですが、まだ問題がありましたらご指摘を。

ダンスもタップやジャズは良いようですけど、クラシックとモダンは受け手によっても違うようで、さらにマイナーなダンスは名前を挙げないように務めています。プログラムで紹介してあるからウッカリ引用すると、あれはフラメンコに成ってないとか、あれはモダンの一種だろうという専門的コメントを頂くこともあり、表記は素人向きに改めています。

こうしてHPを運用していると、多くの劇団関係者とお知り合いになるチャンスが多い一方で、何かと紛争のタネも撒いてしまいます。幸いにも書籍と違って、文章の修正や削除・補足が簡単に出来てしまいますが、サーチエンジンで不特定多数の目に触れる問題も考慮しつつ、コンテンツ充実を図ります。

  • 「VIVA MUSICAL」のイタリア語読みは、「びば・むじか」だそうです。(2001.02.10)