ザ☆カーテンコール

今年最後の作品は、劇団四季の「ジーザス・クライスト・スーパースター」に成りました。何を好き好んで、松戸市八柱まで出掛けたかと言いますと、四季劇場のチケットを取り損なったのですよね。

3コールでゲット

発売当日は朝から電話が繋がらない、劇団四季。固定電話とPHSを併用して、3コール目にチケットをゲット。発売して5分後ぐらいだと思いましたが、送られてきたチケットは何故か中段後方でした。。。変だなぁ、と感じたのは正解でした。

12月26日の千葉公演は、今年のジーザスの千秋楽公演でした。もちろん最後の東京圏公演でもあります。つまり千秋楽を当て込んだ会員が多数チケットを取っていたというわけです。共催の松戸市文化振興財団がある程度のチケットを抑えたりもしたのでしょうが・・・。でも、前に17列も人間のアタマが見えるのは嫌だなぁ。

ザ☆カーテンコール

いきなり本題。劇評は近日に書きますが、概ね良い作品でした。何より場面転換に無駄がありません。キャストが、千秋楽を意識したベストメンバーで来ていました。なので程々に盛り上がってカーテンコールでした。

そういえば、四季の千秋楽って、観るのは初めてです。知人に「ミュージカル李香蘭」のチケットを上げたら、隣に本物の李香蘭(元参議院議員・山口淑子)が座っていた・・・という話はありました(サイン本を贈られたとのこと)が、その知人もあまり千秋楽のカーテンコールの話はしていませんでした。「オペラ座の怪人」の赤坂劇場では派手なものがあったと聞きましたが・・・借り物劇場ですから。

結局、都合7回(数え方では6回でしょう)のカーテンコールがありました。1回目2回目は、普通に手を挙げて全体でカーテンコール。3回目は、アンコールに応えて、順番に登場してのコール。ここでまばらに立ち上がる観客が・・・むっ、四季フリークだな。4回目は、ジーザス・ユダ・マリアの3人でコール。ここで釣られて観客の6割方が立ち上がる。前段の客席で座っている人が多かったので、こちらは地元民でしょう。5回目は、ジーザス1人でコール。ここで8割以上が立ち上がり状態。。。ここで客電が入って、普通はお開きです。

ところが拍手が成り止まず・・・6回目は再び3人でコール。だめ押しの非常灯・時計が点灯してのお帰りモード。何人かの観客は帰るモードでした。ところが! ところがです。一部席からラッシュ型の拍手があり、これに全体が同調しました。ついに客電も完全に戻ったのに、最後7回目のコール。ジーザスは手を振って退場・・・。

予定では5回目まで、だったのでしょうね。何しろテーマ曲を歌うでもなく、何の用意も無い感じでした。きっと打ち上げが控えているでしょうに・・・7回も応えたのはどうなのでしょう。カーテンコールで感動したのは、これで2回目です。コールはやはりファン次第のこともありますけど、早々とお帰りコールを流してしまうより、格段に良いですな。