チケットの各社比較

ちょっと安直な企画をします。手元のチケットの大きさを比べてみました。セゾンは手元になかったので、分かり次第掲載します。

チケットぴあ

全体の大きさは145mm×54mmで、半券部分は118×54mmです。紙は表面コーティングのツルツルしたもので、少し厚手です。偽造防止用の淡色で細かい模様のデザインと、「チケットぴあ」のロゴが入っています。浮き出る「無効」の文字パターンも入っています。左の方にバーコードも付いていますが、管理情報なのでしょう。

ローソンチケット

全体の大きさは182mm×64mmで、半券部分は136mm×64mmです。紙は安手のプリンタ用紙で裂けやすい紙です。また「LAWSON」のロゴがグラデーション入りで印刷され、浮き出る「無効」の文字パターンが刷られています。

JCBチケット

全体の大きさは173mm×76mmで、半券部分は135mm×76mmです。紙は良質のホワイト紙です。淡色の世界地図を含む背景に、「JCBチケットセンター」という小さい文字が白抜きでびっしり印刷されています。JCBマークもデザインされていますが、あまり偽造防止は考えていない感じです。

劇団四季チケット

全体の大きさは163mm×76mmで、半券部分は130mm×76mmです。紙は良質のホワイト紙です。薄いオレンジの小さな升目と、その升目に薄い赤字で「劇団四季」と印刷されています。コピーすると文字が全て写らなくなる工夫がしてあるようです。四季の場合、全席指定なので精巧な偽造をする意味がないようです。この程度の偽造防止で十分かも知れませんね。

扱う上ではローソンチケットがやや大きく、痛みやすいので不便です。ぴあチケットは小さいのですが、滑りやすく厚目なので、複数枚持つのは不便です。セゾンは近々ショップ売りを止めるそうなので、デザインが変わってしまうかも知れません。

  • ローソンチケットは、その後偽造防止対策を施しました。淡いピンク地に白地でローソンチケットの文字を入れ、同時に複写時に浮き出る「無効」の文字を入れています。多色化の狙いなのか、緑色や青色のロゴが複数入り、チケットの文字が読みにくいバックです。もう少し工夫が欲しいところですね。