台本作りは楽しい!

先日、押入れを整理していると、懐かしい台本が出てきました。そういえば、10年前に台本を書いたことがあったのでした。もちろん合作ですけどね・・・

テーマは新成人

昭和63年秋、所属の青少年団体を経由して、神戸市の「成人の集い」の新成人代表を命じられました。これは自動的に、集いでのアトラクション(出し物)メンバーとなることでした。記憶が不確かですか、19歳だったポン太から22歳の大学生まで10人強のメンバーから構成されました。神戸市の新成人を目前にして60分ほどのアトラクション・・・当時は大層なモノに考えていなかったのですが。むしろ「新成人」というテーマの方が難しかったでしょうか。

スライド&ショートプレイ

60分をステージでこなすのは大変なことです。会場はワールド記念ホールで充分な設備がありますが、素人スタッフには使いこなせません。音響だけはラジオ関西さんの協力を仰ぎつつも・・・と考えたのがスライドショーでした。アポロ乗組員の月面着陸に始まり、昭和63年までを次々に振り返るというものです(ちなみに前年も趣向は違いますが、スライドを使いました)。

しかしスライドだけでは詰まらないので、要所要所にショートプレイ(寸劇)を入れることになりました。これは次回に書きますが、おかげで大道具小道具の制作に奔走することになりました・・・こんなに苦労したのをすっかり忘れていました。

台本作りは楽しい!

自分で作るとなると何でも楽しいですね。アレもコレも入れたくなりますし、一度気に入ったフレーズは削れないものです。幸いにして合作だったので、時間枠に収まらないと、他人が大胆に削ってくれます。その瞬間は不満ですが、全体を繋げてみると妥当性がはっきりして納得できました。逆に何度も復活するネタもあって大変でしたけど・・・。

メンバーの一人が列車旅行風に構成してはどうかと提案し、スライドを複数のステージにまとめ、その合間に車両風アナウンスを流し、さらに寸劇を割り込ませるという・・・綱渡り的構成をしました。そのうち、未来ネタも入れてはどうかと提案があり、三部構成に編成・・・時間が足りない!

コメディさながらにバタクタした挙げ句に・・・何はともあれステージで披露した作品は、たくさんの義理の拍手で埋まりました。

観客の皆様、何パーセントの方が直視して下さって、さらに何パーセントの方が今でも覚えて下さっているでしょうか・・・?
出演した本人が忘れてるんだものなぁ。