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雑記帳No.191
地下鉄 の 列車連結部

 毎日の通勤電車は、遅刻ギリギリの列車に飛び乗る癖が付いています。何とか早い電車に乗りたいのですが、朝の5分間は夜の1時間に相当しようかという現実からすると、難しいと感じています。このため、ホームに並んで電車を待つというシチュエーションは少なく、手近な車両に飛び乗ってしまうのも日常茶飯事です。

 自宅の最寄り駅では、通勤に上り列車(西行き)を利用することに成りますが、東口なので後尾車両に乗ることに成ります。職場は最寄り駅の西口方面なので、降車時までに先頭車両へ移動する必要があります。混雑する車両では、各駅でホームを歩いて前方車両へ移動するわけですが・・危険だからと乗務員からは注意を受けます。比較的、停車時間の長い駅でホームを歩くよう心がけていますが。
 自宅の最寄り駅は始発電車もありますので、2本に1本の割合で車両が空いています。空いていれば、次の駅に到着するまでに先頭車両まで歩いていく余裕があります。しかしタイミングの問題もありますので、毎回空いている電車に乗るのも難しいです。とにかく一番先に出発する列車に乗り込むわけですから・・。

 帰宅する場合も同様でして、深夜にタクシーで帰宅する以外は、地下鉄を利用しています。出勤時とは反対になりますが、結局は後尾車両に乗り込んで、先頭車両まで移動することになります。地下鉄は列車の運転間隔が短いため、やはりホームで列車待ちすることは少なく、入線している列車に飛び乗る機会が増えます。結果的に、車両間の移動回数は多く、その度に連結部を渡ることになります。
 なかなか列車連結部の下を覗く機会がありませんが、車両と車両の間に渡してある鉄板の下に連結器があるのでしょうね。何本も電線や信号線も繋いであるのでしょうけれど、気になります。前置きが長いですが、今回は連結部の話。

 東京の営団地下鉄の場合、他社乗入れ列車を除いて、車両の繋ぎ換えはあまり無い様子です。その証拠に(?)車両に貼られている車両番号(○号車)が不揃いということはありません。貼り替えてあるだけかも知れませんが、ちょっと分かりません。
 もう一つの根拠は、車両連結部の構造です。連結部と車両との間には、片開きのドアがあります。ドアの構造も数タイプあるようですし、またドアが全くないタイプもあります。連結される車両同士では、必ず両者の構造は同じです。一方がドア有りで他方がドア無しとかいうことがありません。ドアの種類が違うのも、まだお目に掛かった記憶がありません。
 同じタイプを接続しているだろうと言われると根拠を失うのですが、不思議なことに一つの車両で、一方がドア有りで他方がドア無しという車両は多々見掛けます。連結部の下部構造の都合なのかどうか、連結部の両端は同じに統一してあります。かと思うと、全てがドア有りの車両も見掛けるわけで・・何だかよく分かりません。毎日渡って歩く連結部だけに、謎が深まります。

 とはいえ、実家近くを走る私鉄の場合は、旧式車両に新式車両を連結する列車もありました。ほとんどが旧式なのに、1〜2両だけ新式という節操の無い列車もありました。本来は自由に繋げられるはずだと思いますが・・営団地下鉄には何か事情があるのでしょうか。。。という疑問がありました。

01.11.11
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