COCKTAILと書くと、いわゆるカクテルの意味に成りますね。アルコール度の高い蒸留酒をベースとし、リキュールやシロップ・果汁・香料などを混合したお酒一般を指すそうです。発祥はアメリカであります。カクテルと軽食を提供するのが、カクテルパーティ。そのパーティで着るのがカクテルドレス。そこで手に持つのがカクテルグラス。グラスを光に翳すとカクテル光線・・・。
　本当かどうか知りませんが、カクテルの語源は、その名の通り「にわとりの尾羽」で、ステア代わりに混合酒を作ったからだそうです。こういう本当らしい嘘が、アメリカらしいです。まあともかく、今回は「COCK-TAIL」。その「尾羽」に絡んだ話題であります。

　昨年末から、単発的に変な咳が出ています。2000年早々の万年咳とは違った軽いものですが、近頃の結核ブームに警戒しておりました。ＢＣＧ接種は受けたはずだと思いながら、色んな病気を心配してきたのであります。またツベルクリン反応でも見て貰おうかと思いつつ・・。
　咳が出るのは朝方が多く、俯いた姿勢で何かをいたす場合にも出ています。埃っぽいことも原因に疑いましたが、一概に言えないようです。まだ血は吐いていないので（おいおい）、何とも言えないですが・・近頃胸郭が痛むのです。シクシク。

　・・と思っていたら、意外な事実を発見しました。寝る姿勢の問題であります。何時からなのか、枕を縦置きしていないと寝付けなくなっています。つまり高枕でないと眠れないわけですが、変なクセですね。しばらく前までは、横向きでないと眠れなかったので、横枕か抱き枕だったのですが・・縦枕の仰向けが定番です。そういえば、厚手のガウンを着て冬を越していたために、横枕では寝にくかったことを思い出し、それが縦枕の原因と判明しましたです。
　当然に陽気になったので、厚手のガウンを使うまでも無いのですが、その後も縦枕で寝ておりました。無意識とは怖いですね。どうやら、それが首筋や胸郭を圧迫しているらしいです。その証拠に、横枕や抱き枕で無理矢理寝ると、翌朝は快調だったりする分けです(笑)。でも、夜中に縦枕に直していたりもするらしく、油断は成りませんね（＞スカ）。

　お陰様で少しずつ快方に向かっております。近頃過剰だった肩凝りも緩和されつつありまして、全体に良い傾向ですね。快眠にも貢献してくれているようです。しかし、難問が一つ。抱き枕や横枕であると、髪に寝癖が付きやすいようです。縦枕固定で寝る場合に比べて、頭が色んな角度で圧迫されるからでしょうかねぇ。
　近頃は髪が少し細くなってきたので、寝癖が付きにくくなったと喜んでいたのですが、単に寝る姿勢の変化だったようです。再び強烈な寝癖と格闘しています。強力寝癖スプレーを使用、朝シャンしたり、水で撫で付けたり・・いろいろ工夫はしていますが。

　さあ、賢明な読者は、もうお分かりですね。激しい寝癖のことを「とっとのお尻」などと申します。「とっと」とは黒柳さんではなく、鶏です。鶏の尾羽よろしく、ピンと跳ね上がった髪の寝癖が「COCK-TAIL」であります。来週からはナイトキャップを使うことにしようかなぁ。