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雑記帳No.036
紙の都、キシマンジャロ

 秋分の日を活用(?)して六日間の夏休みを作らせていただきました。まあ事件もありましたが・・・当初計画したほどにはページの更新も進まず、好きなカラオケにも1度しか行けず、飲みにも行きませんでした・・・やや食べ過ぎましたねぇ。それはさておき・・・

 いつもいつも自慢で申し訳ありません。我が家には公称900冊の小説と、250冊の専門書と、300冊の雑誌と、1,700冊の漫画があります。小説を中心に大分処分はしていますが、なかなか減ってくれません。一時は小説だけで2,000冊はあり、絶対に読まないもの、二度と読み返さないものを判別して処分してきました。
 しかし古本屋へ立ち寄るたびに本を買ってくるバカ(もちろん私のことです)がいまして、一向に片づく気配がありません。最近の文庫サイズのコミックはありがたく、平均8分の1近くの体積に圧縮できるため、新刊で高価な買い物ですが、少しずつ在庫の入れ替えを進めています。
 シリーズ漫画を泣く泣く捨ててもいます。学生時代に食費を削ってまで買った書籍だけに、捨てるのは辛いです。これがある限りは他人と同居生活などあり得ないことでしょう。。。

 そんなポン太の家で最大の問題は、雑誌・新聞の切り抜き記事です。やや正確さを書きますが、目に付いた雑誌や新聞の記事は、その場で引きちぎって積んでおきます。機会を見て切り抜きして、キャノンのコピー機でコピーをして、とじ太くんで製本する作業をしています。写真やグラフはスキャナーで取り込んで電子化しています。
 このご時世に紙データなんて・・・と言われるかも知れませんが、紙データは便利なものですから。まず余白に落書きができる、いつでも複写が撮れる、ホッチキスや封筒を使えば迷子にならない、マーカーで注目点を強調できる、などメリットに感じています。
 パソコンでもできなくはありませんが、データスキャンに時間が掛かりますし、OCRデータのデバッグも大変ですし、どんな名前を付けたか忘れて行方不明になったりしますし、着色するとデータ容量を食いますし、電車の中では読めませんし、目も疲れます。学生時代には、フロッピーディスク丸ごと読めなくなって、予稿論文用のグラフを全て作り直したこともあります。まだまだです。

 現在読んでいる雑誌は、月刊誌が日経バイト、Yahoo!、シアターガイド、金融ビジネス、電気計算、電気学会誌、テーミスです。週刊誌は週刊文春、日経パソコン、日経ビジネス、週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済、エコノミストという感じでしょうか。あとは見出しで気に入った雑誌を購入します。新聞は日本経済新聞と日経流通新聞です(読売新聞は止めました)。
 ほかに電子ニュースで気に入った記事はプリントアウト(セーブではありません)しています。そこからピックアップする記事は膨大になっています。単なる興味本位の記事、HPの素材に使おうと考えている記事、ちょっとした動向をチェックする記事・・・とたくさんありますね。どうせ読まない、使わない記事も多いのでしょうが。

 この夏休みを利用して、記事を整理してみました。片端からA4コピー用紙にコピーしただけですが、新聞記事は全部で1,500枚になりました。雑誌の記事は整理中ですが2,000枚を超えるでしょう。プリントアウトした情報は大半が賞味期限切れで、500枚ぐらいでしょうか。。。これをさらに過去使った記事、これから使う記事、たぶん使わない記事に整理しなくてはならないので、ゲッソリします。これを機会にして、どんな記事が手元にあるのか分かりましたが・・・インプットが減らない以上はアウトプットを増やさないといけませんね。
 今年の始めのことです。沢山の書籍は部屋に4つある本棚に収納できないので、ゆうパック用(大)の段ボールに放り込んで積み上げています。押入の下段にも12箱ありますが、床のベニヤがひび割れてパニックに成りました。幸いにも厚板を敷いたら亀裂は収まりましたが、ちょっとドキドキものでした。
 本棚も積載過剰で・・・文庫や新書は前後2列に並べた上に隙間にも本が入っています。天板の上にも平積みしていますから、ちょっと怖いですよ。「ふんばるクン」(棚の転倒を防止する商品です)でも踏ん張れないかも知れません。それでなくても築年数の経った木造住宅です・・・書籍に潰されて圧死なんて(幸せかも知れない)、笑うに笑えません。

 というわけで紙と電子機器に囲まれた生活をしております。「どうか床さん、頑張って下さい。悲鳴を上げて貰っても対応できません!」と床への説得を試みつつ、今日も紙の都で原稿書きを続けています。いくら床が古いとは言え、きしまんじゃろう

98.09.28
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