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エセ・ニューヨーカー日誌No.11
2000/08/10 AM

朝は早起き
    昨晩は2時過ぎに寝たのに、起床は5時半。荷物は全部整理できているので、後はシャワーを浴びるだけ。朝食は、日本から持ってきた最後の携帯食料。NY最後の食事なので、デリに行こうと思ったけれど、開店が6時半なので断念。コンダクターは6時45分に来るのでした。

    念のために引き出しやサイドテーブルもチェック。重たくなった鞄を背負って、チェックアウトの手続きに。ルームナンバーを告げるだけで、手続きは完了。支払いは市内電話の2ドルだけでした。他にも何度かルームナンバーを聞かれましたが、適当にナンバーを言っても通じそうなだけに、不安を感じました。

    予定より少し遅れて、コンダクターが到着。近くのホテルでも人を拾って、車でJFK空港へ。道はやや混んでいたので、約1時間で空港に到着しました。コンダクターは無口で、とくに煩いこともなく、いよいよ帰国。
出発まで
    飛行機は、10時20分にテイクオフの予定。出国審査はあっけないものでした。まだ2時間以上あるものの、日航用のポートには小さい免税店しかありません。セント硬貨は日本円に両替して貰えないので、免税店で使い果たしました。土産物を買う際にありったけの硬貨を出し、残りをカード払いだと言えばOK。一通り見ても20分程度で、あとは待合所で時間を潰しました。

    飛行機は、予定通りに遅れる見込み。どうやら航空会社の発機予定は、目安でしか無いらしいです。飛行機はブラジルから到着し、すでに機内整備も完了していたようですが、トランジット客の待ち合わせとかで遅れていました。座席は来たときよりも良かったので、文句は言えません。

    ロビーの公衆電話は、コインレスで国際電話が掛けられました。KDDのジャパンダイレクトで職場へ電話にトライ。日本はもう夜に成っていたのですが、真面目な同僚が残業中。不在中のトラブルも無かったようで、めでたしめでたし。
消えた8月11日
    日付変更線を越え、日本は8月12日へ。8月6日を儲けた分だけ、11日は損をしました。飛行中に一瞬8月11日があったようですが、何となく勿体ないです。翌日以降の飛行機は早々とチケットが売り切れだったのに、この日のフライトはガラガラ。搭乗率60%というところでしょうか。大きいスクリーンの正面ですが、通路席。

    反対の通路席に日系ブラジル女性が、赤ん坊を連れていました。程なく違う座席からお祖母さんが来て、隣の空席に居座ってしまいます。赤ん坊をなだめる声が耳障りで眠れません。頼むから自分の座席で抱いてくれ・・、と思えばパパも登場。パパは日系人でない様子。やっぱり、外れの座席でした。

    結局の所、睡魔に勝てずに居眠りを。都合5時間ほど寝て、成田着。何となく、いつもの寝不足気分で時差も埋まり・・・とりあえず午後3時から、お昼寝。旅行の後始末は、あとから書こう。
     
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