ウエストエンド特集の第二回目。チケットの入手方法です。入手手段は、いくつもあります。そのご参考になればと思います。最初にお断りしておきますが、ベストな入手ルートは、ボックオフィス(劇場券売所)です。
英語に自信がなければ、旅行会社へ
英語に自信がなければ、一応は、旅行会社の利用をお奨めします。国内滞在中に、旅行会社経由でオーダーできます。また、在英の旅行会社カウンターでもオーダーできます。国際電話料金が嵩みますが、在英の旅行会社カウンターへ電話で申し込むのが理想的です。国内の旅行会社カウンターに任せると、法外な手数料を要求されたり、いい加減な座席を割り当てられたり・・・トラブルの原因にもなります。
旅行会社の場合は、多くが「二次卸」です。つまり、英国の正規ディーラーである「一次卸」に手数料を払うため、手数料が割高になります。実際のところ、「一次卸」の多くがインターネットでチケットをオーダーできるようにしていますので、本当に英語に自信がない方のみ・・・旅行会社にオーダーされることを勧めます。
親切で信頼できるのは、ミキトラベル社の「みゅう・インフォメーション・センター」(英国0)です。日本語ツアーなども手がけ、ホテル予約なども全て日本語で対応してくれます。ミュージカルチケットは三社と提携しており、リーズナブル。英国いぎりす屋にある「JALPAKツアーデスク」(英国0)も頼りになりますが、オンラインで予約できないことと、一社提携であるのがネックです。その他、JCBのロンドンデスク、トーマスクックの日本語カウンター等でもオーダーできます。
旅行会社の現地カウンターへ、公演当日までに、バウチャーを受取に行く必要があります。さらに、劇場のボックスオフィスで、バウチャーとチケットとを引き替える必要があります。手間が多い上に、手数料も高いので・・・利用は慎重にどうぞ。また、決済手段は、クレジットカードのみです(現地で直接購入する場合は、現金やT/Cも使えることがあります)。
英語に少し自信があれば、ネット予約。
英語に少し自信があれば、ネット予約をお奨めします。ネット予約は、「チケットマスターUK(http://www.ticketmaster.co.uk/)」等の一次卸のサイトからできます。チケットマスターが比較的に良い座席をキープしているように思います。10〜20%の手数料を要しますが、公演日間近でも良い座席をゲットできる可能性が高まります。
購入するかどうかは別として、空席状況を調べるのにも使えます。公演日/時間を選択すると、その時点でのベストシートが表示されます(座席表が無いので不便ですが、多くの劇場は日本と同じで、最前列がA列、ステージに向かって右手側が1番から始まります)。複数の日程がある場合は、ベストな座席の取れる日程を検討してみてください。
チケットの受取は、公演当日にボックスオフィスで行います。オンライン予約時に入力したカード番号のクレジットカードを持参し、窓口でカードを提示すると、チケットを渡されます(決済は予約時に行われるので、サイン等は不要。領収書も発行されません)。通常は、当日券の購入待ちになっている列とは別に、受取(PICK UP)専用の窓口が設けられています。予約完了のメールが届くはずですので、メールをプリントアウトしてください。予約番号等を聞かれる場合があります。
とはいえ、一番のお奨めは、ボックスオフィスでの直接購入です。文章が長くなりましたので、次回に続きます。
|