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雑記帳No.225
うんざりコピーマシン

 OA機器の普及で世の中便利になりました。しかし、当然ながら、仕事で使いこなすことを求められます。昔は、等倍で複写するだけだったコピーマシン。近頃は、白黒反転、両面複写、ソート&パンチ。ステープラー止めなど、便利な機能が盛り沢山です。ガリ版刷りで済む程度の資料まで、多種多彩な機能を使いこなすのは、本当に必須でしょうか?
 「原稿は、片面→両面、93%に縮小して、左パンチ穴、上下センター、左上下ステープラーで御願い」なんて、発注が細かくなります。その手間は・・・結局同じか、それ以上。会議が終われば、多くの資料はそのままシュレッダー、あるいはリサイクルへ。無駄な作業ですが、他人の資料と同程度の美しさは必要です。レイアウトの拙さで相手にされない提案もあるので。

 ウチの職場のコピーマシンが、リニューアルしました。当代は、少しインテリジェントになったそうです。しかし先代は、まだまだ現役で務まる感じでした。リース業者に誑かされたような気がしています。そのコピーマシンは、来着から3か月足らずで、もう不調です。機体の中で、プラスチックの擦れるような異音がします。明らかに、どこかが磨り減っていく感じです。また、オートフィーダが、度々に原稿をグシャグシャにしてくれます。
 近頃では、コピー終了後の初期化に失敗したり、用紙切れを紙詰まりと認識したり、カバーの開閉検出が甘かったり、とてもクセ者です。おそらく初期不良機だと思うのですが、何度修理に来ても、絶対に交換してくれません。このままリース期限まで、不調のまま使うのでしょうねぇ。保守員の方も、修理回数が多すぎて大変かと心配になりますが、丹念に修理されるので、数日は順調に動きます。きっといつか、毎日修理が必要になるのでは・・?

 以前に、カラーコピー機が入ったときも同様でした。最初は、インクの掠れが目立ち、ムラや荒れがあったり、変なラインが入ったりしました。そのうちに異音がするようになりました。「オートメンテ中」が長時間表示されたり、「原因不明のエラー。保守センターへご連絡下さい」が表示されたり、夜な夜なガシャガシャと謎の動作をしたり、、、していました。肝心なときに使えず、保守員も数時間しないと来ないので、これも大変。
 半年以上ろくに使えないまま、やっと新マシンに替わりました。最後には、印刷物に黄ばみが出るので、カラースキャナで取り込んでカラー印刷する方がマシな状況に。ウチの庶務が四苦八苦していたので、真相は分かりません。しかし、リース料を真面目に払っていたとしたら、大きな損失です。

 コピー機で印刷するのは、期限のギリギリであるのが、当たり前です。謎の紙詰まり、謎の乱丁・落丁、謎の時間待ち。色々と怖いので、小資料ができる都度にコピーすることにしていますが、効率悪いです。手作業でステープラーすると、仕上がりが美しくないし・・。しかし、他人のコピーミスを見つけると「ふふっ」と微笑してみたりします。
 あ〜ほんとに、コピーマシンにはウンザリします。

03.01.26

補足1
 車のディーラーの話なので、コピーマシンは違うかも知れません。初期不良で交換に応じない理由は、修理品は新品として販売できないためだそうです(当たり前ですが)。つまり、ドラムに不良があって交換すると、他は新品同然ですが、新古品として売るしかない。あるいは展示品などと謀って売ります。中古扱いなので、売値は下がりますし、リースを組みにくいなどの問題もあるとか。
 そうなので、お客様のマシンを何度も弄る方が「お得」となるようです。大型機だと、持ち帰り修理は面倒です。また、代替機の貸出も大変です。したがって、現地で部品交換や調整となりますが、大きな部品を丸ごと交換できません。チマチマと手直しするため、いつまでも障害が続くことになるようです。新品と交換してくれれば、お客様の満足度もアップしますのにね。

 それにしても、中古だと色々不便というのは、どういうことでしょう? 新品というだけで、割高な商品を買わされているのかな? また年間保守契約を結ぶと、追加の修理代とか不要になりますが、割高なのは初期不良対策費を織り込んでいるからでしょうか?? なんだか判りませんので、納得できません。

03.01.26
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