補足1
難平買いとは予期せぬ災難(つまり株価の大きな変動)を平準化することを指します。
- 株価500円で10,000株購入していた銘柄が、株価400円に下がったとすると100万円の評価損となります。
- ここで10,000株購入すると都合20,000株で平均簿価450円となり、株価500円を回復しなくても、株価450円まで回復すれば評価損はなくなる計算になります。
- さらに株価400円で30,000株購入すると都合50,000株で平均簿価420円となるものの、一層の安値を更新した場合は評価損が拡大するリスクがあります。
- 例えば株価300円となれば20,000株の場合の評価損が300万円であるのに対して、50,000株の場合の評価損は600万円となります。
- また新たな難平買いで平均簿価の切り下げを行う場合でも、株価400円での買い増し額が少ないほど有利であります。
難平買いはあくまで資金に余力が在る場合に限るべきで、無理に買い進むことはきわめて危険なことです。う〜ん、やはり上手に説明できませんね。
98.07.05
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