お奨めの書籍一覧
家系のしらべ方   丸山浩一著、金園社発行、初版年不明、価格2,800円

著者の実経験、著者が受けた相談に対する総括などを中心に、どのようにして家系を調べたらよいかを解説した入門書です。家系研究をされるなら、まずこの一冊をお読みください。

新集 家紋大全   本多總一郎監修、梧桐書院発行、初版年不明、価格2,000円

植物紋、動物紋、器物紋、文様図象紋を始め、5116紋を紹介しています。紋章は美しく掲載されています。個々の家紋ついての由来や解説はありません。

[家紋と家系]事典 丹羽基二著、講談社+α文庫、初版1995年、価格1,200円

著名な家紋820点を集め、それぞれの解説を付記しています。またその家紋を用いた主要氏族を列挙紹介。その研究の成果が単行本に集約されているのは便利です。

姓氏の語源     丹羽基二著、角川小辞典14、初版1981年、価格1,850円

第1部姓氏のあらまし、第2部姓氏の語源、第3部姓氏の由来・小辞典、第4部全国姓氏めぐり、という構成になっています。お手頃な姓氏事典として便利なのはもちろん、姓氏を掘り下げて研究される方に向いています。

姓氏・家系ものしり読本
          渡辺三男著、新人物往来社発行、初版1983年、価格1,300円

もう手に入らないかも知れません。姓氏について分かりやすい解説があります。基礎知識から始まって、応用知識へと幅広く掲載されています。アラカルトとして日本稀姓珍名物語、戦国残酷物語ほかを掲載、予備知識に役立ちます。

全国市町村名検索辞典
          太田孝編、東洋書林発行、初版1996年、全3巻、価格各巻38,000円

学生時代から地名研究に勤しんだ編者が、幕末以降の市町村名の変遷を系統的に調査したものです。変遷の年月日も詳細に記載されているため、過去帳の調査では重宝します。

角川日本地名大辞典 竹内理三ら編、角川書店発行、初版1990年、全49巻、
          価格各15,000-35,000円

各都道府県別に編集された地名総合辞典です。
村落レベルでの詳細な地名を掲載すると共に、各地名の由来、歴史を古代・中世まで掘り下げて記載しています。江戸期の石高などが詳細にあって興味深いです。姓氏の発祥地を調査するには絶好の資料です。

増補版日本史年表  東京学芸大学日本史研究室編、東京堂出版発行、初版1984年

膨大な歴史資料を当たって総合的に編集し直した日本史年表です。
かなり詳しい出来事までが年月単位で記述されています。和暦干支と西暦との対象作業にも役立ちます。