前頁へ  ホームへ  次頁へ
雑記帳No.229
我々は、ウソツキです。

 最初に断っておきますが、「私」単数形ではありません、「我々」複数形ですので、宜しく。

 このコラムをお読み下さった方々が、ご心配くださったり、お叱りをくださったりします。しかしながら、本コラムは全てフィクションです。もちろん事実を含みますが、多分に脚色・着色・潤色してあります。一つの事実を大きく膨らませたり、二つの事実を繋ぎ合わせたり、全く別の素材を掛け合わせたり、してあります。
 ノン・フィクションを名乗る小説でも、その過半はフィクションを含みます。事実の羅列だけでは、むしろ真実味を欠き、面白味を欠き、理解を助けないためです。あまりに事実を書きすぎると、エグい内容になってしまうことがあります。さらに、複数の事実を並べて繋げるだけでも、そこにはウソが生じるという宿命があります。したがって、ノン・フィクションと称した瞬間から、すでにフィクションなのです。とはいえ、丸々作り話のフィクションよりは、真実の度合いが高いですけれどね。
 とくに「ポン太の雑記帳」に記す事柄は、「2割が事実で8割がウソ」というレベルです。もちろん10割ウソのコラムもありますが、5割以下ウソのコラムはありません。とにかく、発想があって、その発想に気づいて頂きたいです。そのために、8割近いウソで味付けしているのですから。そのウソの部分について、ご批判・ご意見をいただいても・・困ります。

 これは私だけでなく、物書き全員に共通することです。「徒然草」、「土佐日記」、「言継卿記」や「奥の細道」・・歴史上で著名な日記や旅行記は当然のこと、皆さんの「マイ・ダイアリー」に至るまで、あえてフィクション調で書かれているはずです。読者があるかどうかは別として、誰かに読ませたい文章であれば、「少なからずウソを交えている」と考えています。さて、いかがでしょうか? 実際のところ、メールを下さる方も、少なからずご本人について偽られます。ペンネームを使われる方も多いですし、匿名の方もありますよね。
 本コーナーの端っこに書いてありますが、ポン太の「頭の中」を覗いていただくコラムです。ポン太の「私生活」をお見せするコラムではありません。とくにプライベートに関するテーマでは、多くをウソで塗り固めてあります。だって事実を書いてもツマラナイでしょう?

 ダイエットにチャレンジしたのは事実。それに一旦成功しリバウンドしたのは事実。パソコンが不調で買い換えるのは事実。職場にデストロイヤーが居るのも事実。残業明けのリハビリが終わったのは事実。最後の恋が4年前に終わったのも事実。今度の見合いが十人目なのも事実。それでも、その前後に記してある事項は、多くがウソ、ハッタリです。事実を強調するためのエッセンスであるのです。
 なんて話が・・・言い逃れ三昧。本コーナーがウソで書き綴られているなら、今回のコラムもウソ。ということは、8割ウソというのがウソ? いいえ、8割事実というのはホントです。あやや、およよ。あ〜もう、何だか分からない!!

03.03.09
前頁へ  ホームへ  次頁へ